来世の星は僕のものだ
あれは嘘だったのか 気づく時にはいつも遅い 寝惚けた眼を擦っても何も変わらない 嘘ばかりの現実だけが本物 目の前は真っ黒に染まり 目の下は真っ赤に腫れた 春の思い出
踏切の鳴 蝉の鳴 車輪の鳴 空の鳴 風の鳴 月夜の鳴 煩わしい夏は過去になって残る 冷たくても暑苦しい 暗くても眩しい まるで太陽のような そんな華やかなものじゃないけど あれは3年前の8月 君と空き缶と煙草と 眺める瀬戸内海に吐露を流す 呆れるくらい湿…
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