想い出は時を紡ぎ,空の彼方へ

それは2人だけの喧騒

火薬の匂い漂う終末旅行

焃く燃える世界に抗って

切なく,冷たい空気が包み込む

 

傳える想い

届ける願い

「「また、来世で」」

 

光(きぼう)は消え

星空の下に未来は残らなかった

 

静かな夜が始まり

それは永遠に続く

大地を照らす太陽は

もう姿を消した

 

未来に託して

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ここは川沿いの小さな小屋

自然に還った土を踏みしめる

 

「すぐ逢いに行くよ」